オトナの境目はどこ?

子供の頃は、大人になればオトナになれると、当然のように思っていた。

成人式を迎える頃は、30歳の自分は素敵なオトナになってるに違いないと信じていた。

 

で、30歳になった11月1日。

ただ、昨日から今日になっただけだった…

30歳の素敵なオトナの私はどこ?

 

2人のママにはなっていたけれど、ハタチの頃に想像していた「余裕があって落ち着いて、考えをしっかり持っている」自分の姿とのギャップにとてもがっかりした。

がっかりしながら、なんでだろ…と、子供の頃から遡り、その時々に何を思い何を考えていたのか記憶を辿ってみたら…

 

変わってない…

ぜーんぜん、変わってない。

 

高校生の頃の自分が感じたり考えたりした事とほとんど変わらない…根っこは同じ。

もっと言えば、中学生の頃とも。

人は簡単に素敵なオトナになれないんだと気付いた、記念すべき30歳の誕生日だった。

 

それから30年。

 

その長い時間の中で、色んな経験をした。

職場で「ピンチはチャンスだよ!」と言ったら「そうですよねー!でも、ピンチ多すぎません⁈」と言われて、爆笑した事も。

そんな時間を過ごしながら、多少の肉付け(身体じゃないですよ!!身体もだけど…)ができ、何となくオトナの体を成してきたように思うけれど、既にアラ還。

 

先日地元の温泉へ行った時、夕方なのにマイナス17℃だった。

さすがにマイナス17℃の日に露天風呂の経験はなく、裸でマイナス17℃の体験!!なんて、心の中で思いながら、サウナの水風呂代わりに露天へ出ると、全身から湯気が立ち上る。

おー、まるでスーパーサイヤ人

 

スーパーサイヤ人並みの湯気が面白くて、いつもより2回も多くサウナに入った。

 

60歳間近になっても、こんなもんですよ…

理想のオトナって、あくまでも理想ですね。

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🔺雪をかぶってお地蔵さんのような冬囲いのブルーベリー

 

 

今週のお題「大人になったなと感じるとき」