クリスマスイブ

クリスマスイブ。

昨日医療者のワクチン3回目接種を終え、なんとな〜く身体が、サワサワする感じ。

でも…

身体がサワサワしても、ソロのクリスマスイブでも、ちょっぴりはその気になりたい。

と、言う事で地元の美味しいパン屋さんからシュトレンを購入した。

なんと…60歳にして生まれて初めてのシュトレン。

f:id:mamachitan:20211224184615j:image

味見をして、こんな美味しいものなの⁈とビックリ。

その場で予約をした。

f:id:mamachitan:20211224190118j:image

もう一つは、スペクラティウスという、ドイツでクリスマスに食べるというスパイシーなクッキー。

f:id:mamachitan:20211224190610j:image

これにも、すっかりハマった。

硬さといいスパイシーさ加減といい、私好みのど真ん中。

 

豪華なクリスマスディナーはないけれど、小さなパン屋の素敵なオーナーさんが、心を込めて作ってくれたんだなぁと思うと、それだけで何だか幸せ…

 

120年以上前のアメリカに住んでいた8歳の女の子が、当時の新聞社に「サンタっているのでしょうか?」という投書をし、それに対して社説で丁寧に答えた話を聞いた。


「こんにちは、しんぶんきしゃさん。 わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶんに聞きなさいというので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?  ヴァージニア・オハンロン」

 

「ヴァージニア、それは友だちの方がまちがっているよ。きっと、何でもうたがいたがる年ごろで、見たことがないと信じられないんだね。自分の目に見えることだけが、ぜんぶだと思ってるんだろう。

でもね、ヴァージニア、大人でも子どもでも、ぜんぶがわかるわけじゃない。この広いうちゅうでは、にんげんって小さな小さなものなんだ。

ぼくたちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、ほんとのことをぜんぶわかろうとするには、まだまだなんだ。

(中略)
むじゃきな心とか、詩をたのしむ心、愛とか、人を好きになる心だけが、そのカーテンをあけることができて、ものすごくきれいですてきな世界を見たり、えがいたりすることができるんだ。うそじゃないかって?ヴァージニア、これだけはいえる、いつでも、どこでも、ほんとうのことだって。

サンタクロースはいない? いいや、ずっと、いつまでもいる。ヴァージニア、何千年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはずっと、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ。」

 

可愛い質問と、子供の夢を壊さないように丁寧に答えている当時の論説委員に、とても感動した。

絵本にもなっているそうで、知っている方は結構いるのかもしれない。

 

この永遠のテーマを100年先も200年先も、子供たちがお母さんやお父さんに質問できる未来であって欲しいな…と、心から思う。

 

メリークリスマス♬