いよいよ…マジ還
11月1日で60歳を迎えた。
今までの誕生日と同様、昨日から今日になるだけだよなぁ…と思っていたけれど、やっぱり「還暦」は、ちょっぴり違う誕生日だった。
長くお世話になってる職場の大先輩から真っ赤なアレンジフラワーを頂いた。
ママ友から始まって30年来の友達も、可愛いお花を持って来てくれた。
普通の誕生日にお花のプレゼントを複数貰うなんて無かったから、やっぱり還暦ってちょっと特別…って思った。
息子に「11月1日は休みとれる?10月31日と合わせて何か考えるから」と随分前から言われ休暇は取ったものの、何も知らされないまま当日を迎えた。
まるでミステリーツアー状態…
着いたところは奥定山渓の佳松御苑という、支笏洞爺国立公園内にある原生林に囲まれた静かな温泉宿だった。
息子と2人旅なんて最初で最後かもしれない。
時々帰ってくる息子と2人、一緒に飲みながらお喋りするのはよくある事だけれど、自然の中の静かな宿で、美味しい料理とお酒を飲みつつ語り合う。
やっぱり還暦って特別なんだ…と、じんわり思った。
誕生日を迎えた週の土曜日、娘に家族全員のホームパーティーに招かれた。
娘家族と息子と私。
一人っ子で、なおかつバツイチの私には兄弟姉妹、甥っ子も姪っ子もいない。
実家の母と、この小さな集団が大切な家族なんだなぁとしみじみ思い、こんなしみじみ思えるとは、やっぱり還暦って特別なんだ…と、60年の積み重ねを振り返った。
失敗や後悔もたくさんあったけれど、それがあるから今がある。
自分で取捨選択してきた人生だから、結果がどうであれ誰かのせいにする事もなかった。
なるようになるさ
健康でさえいれば何とかなる
いつもこれで、乗り越えてきたし、これからは、ますますこれでいきたいなと思う。
ホームパーティーの翌日は、娘家族が虎杖浜のふる川へ招待してくれた。
還暦の誕生日をここで迎える日がこんなにすぐ来るなんて…
娘と2人で何度か訪れ、お婿さんが加わり3人になり、還暦の今年は同じ干支の孫と4人になった。
曇りの天気予報で諦めていたのに、翌朝の日の出はとても美しかった。
おめでとう!!
60歳からの人生も楽しんで!!
そう言われてるような気がして、これからの人生は神様からのプレゼントなのかも…と思えた。
これで、正真正銘の60歳。
アラ還ではなく、マジ還…(笑)
タイトルも変えなくちゃ…ね。