感動の紅葉と然別湖と白雲山 その2
然別湖は「静寂」で、夜になって湖に面している部屋の窓を開けていると、ピチャ…ピチャ…と魚が跳ねている音が聞こえる。
🔺日の出とくちびる山(天望山) 真ん中より少し上の黒い影はカヌーをしている人たち
お天気が崩れる前に白雲山に登頂して、頂上から然別湖を見たい。
去年ここまで来たのに、悪天候で諦めたリベンジで、登山に対するモチベーションMAXな3人は、朝食を早々に終えて白雲山の登山口へ向かった。
🔺白雲山登山口 登山届けを書いている友人
🔺少し進んで行くと、然別湖が見えてくる
🔺ツヤツヤのキノコちゃん
🔺名前は分からないけど可愛い赤い実
朝から元気に登山が始まり、3人で落ち葉を拾ったり珍しい植物やキノコを見つけてはあーだこーだと盛り上がり、さっぱり先に進まない。
ここで体力をかなり使ったのかも…
途中に何合目かの目印がなく、あとどれくらいなのかが不明。
目標がはっきりしないと、人って頑張る力が萎えてくるものなのね…と、再認識。
で、だんだんブーたれてくる(笑)
何となく頂上っぽい一番高いところに到着した…けど、何処にも頂上を示すものがない。
先を見ると、登山客が踏みしめた登山道がずーっと続いたその先にもう一つ小さな山がある。
「これって、どーゆーこと⁈」
「まさか、ずっと向こうにある山の上が頂上ってワケないよね⁈」
「でもさ、時間的にあっちが山頂じゃない?」
そこへ下山途中のお兄さん2人。
「山頂って、もしかしてあっちの山の上ですか?」
「そうですよー!!」
爽やかに教えてくれる。
事前学習しようよ!!私たち…
🔺もうひと山へ向かっていると、然別湖と反対側に十勝平野が見える
🔺もうひと山の登山道
もうひと山の山頂までは岩だらけの登山道。
そして…あとすぐそこの山頂までは、どうやって登れば良いのか分からない大きな岩だらけ。必死のロッククライミングだった。
🔺初心者向けの山なのに、最後の最後は必死
ゴツゴツの岩を上り詰めると、山頂があった。
🔺白雲山山頂
やったぁー!!
はーっとため息をつき岩にしがみついたまま先に目をやると然別湖の全貌が…
🔺山頂からみた然別湖
🔺達成感に浸る3人
一年越しの白雲山登山は、途中でリサーチ不足のドッキリはあったけれど、何とか3人でやり遂げた。
🔺登山後のご褒美、坊ちゃんかぼちゃソフト
(然別湖畔カフェムバンチ)
大雪高原の紅葉の感動と共に、ドタバタ登山2020は幕を閉じた。