大雪高原沼めぐりと黒岳 その1
この土日で、大雪高原沼めぐりと黒岳へ行ってきた。
去年初めて訪れて、登山に一歩足を踏み入れるきっかけとなった、大雪高原沼めぐり。
できれば全部巡りたいけれど、せめて大学沼までは行きたいなぁ…と思いながら出かけた。
今回は、いつものメンバーと少し入れ替りしたものの、マイペースな仲間である事には変わりありません(笑)
曇り女でもいるのか⁈
先週の駒ヶ岳との違いは、同じ曇りでも暑さと湿度。
たった1週間なのに、真夏と晩秋くらい違っていた。
沼めぐりコースの入り口、大雪高原温泉とヒグマ情報センターに着くと、雲で山の姿も見えない。
🔺左の建物がヒグマ情報センター
ヒグマ情報センターで、入山記録を記入して、ヒグマ情報をレクチャーされてから、出発!!
🔺樹木や水に囲まれての登山はやっぱり癒される
水の音、森の匂い、鳥のさえずり、樹木と風が奏でる音、硫黄の臭い…人工的なものは1つもない、自然の営みの中を歩く…
🔺力強く流れる川、硫黄の臭いがする噴気
今年は9月に入っても暑く紅葉が遅れている分、夏の森の中の雰囲気…
それでも、進むにつれて色付き始めている。
🔺少し遅れて登る友達を上から撮影
朽ちた倒木に苔が生い茂り、そこから新しい松が生え始めていた。
まさに、天然の盆栽…
自然って何一つ計算されていないのに、何て美しいんだろう…
🔺朽ちた倒木の天然盆栽
途中から霧雨が降ってきたけれど、それもまた幻想的な雰囲気が醸し出され、違った見方が出来る。
🔺土俵沼
🔺ブルーベリーによく似たクロウスゴ
🔺リンドウと名前のわからない可憐な花
土俵沼、芭蕉沼、滝見沼、緑沼と、昨年同様の沼を巡ったところで…
何を間違えたのか、前回の緑沼までの往復時間が今回の片道時間になってしまった(汗)
「やっぱ大雪高原はいいねー」と、目につくもの聞こえるものに、いちいち反応し感想を述べ合い、痛いところを労わりながら登っていると、お昼を過ぎていた。
緑沼でおにぎりを食べ、せめてもう一つ先まで行かないとね…と、湯沼を目指すことに…
湯沼目前で1人脱落…、ほんの数十歩だったのになぁ。
湯沼は、熱いお湯が吹き出しているところがあり、その近くの岩に座るとお尻がポカポカと天然床暖。
🔺湯沼 沼めぐりコースで唯一、オショロコマがいる沼だそう。名前からして1番生き物がいなさそうなのに…
🔺天然床暖でお尻ポカポカ中
湯沼まで登って、無事下山。脱落した1名とは土俵沼で合流できた。
来年こそは、大学沼か高原沼までは行きたいね…と話していると…
「いや湯沼の一つ先までで、最後の空沼までは何年もかかる」と、誰かが話の腰を折る(笑)
本当は大雪高原温泉にそのまま入りたかったけれど、コロナの関係で宿泊者のみになってて残念でした。
🔺来年も又チャレンジの誓いを立てたところ
「明日は黒岳いってみっか!」という事で、黒岳の色々はその2で…