ブーケとリースとハーバリウム「趣味」の基準って…?
私は無趣味でつまらない・・と、ずっと思っていた。
夢中になれて、没頭できる趣味はないだろうか・・と、趣味探しをしていた。
じゃないと、目の前に迫ってる老後が、つまらないものになるんじゃ・・と、焦りを感じていた。
でも、よく考えたら趣味と言える言えないの基準ってどこにあるんだろう。
夢中になるとか没頭する基準って何だろう。
もしかして、全部自分で自分の理想とする状態を作り上げて、勝手にそれを基準にし、当てはまらないから、無趣味でつまらないと決めていたのかも・・。
私の周りには、長く好きなことを続けていて、誰が見ても「あなたの趣味は、好きなことはこれだね」と思える人が多い。10~20代からずっととか、好きなことが仕事になったとか、自分の自由時間はほぼそれに費やすとか、ものすごい読書家とかで、知識も専門家並みだったりする。そして共通していることは、とても楽しそうなこと。
それを「趣味・好きなこと」の自分基準にしていたのかもと、最近気づいた。
そりゃ無理っすよー!!
彼・彼女らのレベルを自分に課していたら、どう考えても「無趣味」の域から脱せない。
何となく好きだなーって思えること。
少しワクワクすること。
それでいいんじゃない?
今の私にとって何だろう・・
花を育てたいけど手間暇かけられないし、花の名前も詳しくないけど、リースや、季節を感じる花を飾るのは好き。
生花やアーティシャルフラワー、ドライフラワーやリースを見つけると、テンションが上がる。
娘の結婚式のブーケや花冠を作ってあげたいなと思い、本を買って作ってみると、とても楽しかった。
🔺手作りブーケと花冠(アーテシャルフラワ)
玄関に飾るリースをプレゼントしようと花材店で花材を選んでいると、時間を忘れた。
🔺グリーンのリースにしてね…に応えて
手を出していなかったハーバリウムも気になり、作ってみるとこれまた楽しい。
🔺初めて作ったハーバリウム。超初心者🔰
全て自己流で、専門家が見たら指摘どころ満載レベルなのは承知のうえですが(笑)
趣味や好きなことを続けている友達の共通点は「とても楽しそう」なこと。
原点はこれに尽きるのかもと思い始めた。
花が好きでブーケやリース作りを趣味とするなら、花の名前や特徴は詳しく、作り方も完璧、花を育てることも好きじゃなくちゃダメ・・みたいな高い壁を作っていたけれど、純粋に好きだな楽しいなと思うから夢中になるし、そのうち詳しくなっていくんじゃない?
自分って意外と完ぺき主義だったのかも(しかも変なところで)と今更気付いて驚いたり。
でも、とても楽になった…
楽しいなと思えること。
そう考えたら、最近始めた登山も趣味に加わるかも( ^ω^ )
現実は何も変わってないのに、見方や考え方を変えると、無趣味から多趣味な私へ変身なんて、面白すぎ。
これからの人生、緩く楽チンでいきたいものです。