8年目のお弁当
振り返ると、お昼のお弁当をこの8年間ほぼ欠かした事がない。
マメなのね…と思われるかもしれないけれど、実は毎日毎日、飽きもせずに同じお弁当を作り続けているのが、唯一の秘訣(笑)
寝ぼけまなこで起きても、毎日同じだから何も悩まずに身体が勝手に動く。
具沢山味噌汁と自家製ヨーグルトとおにぎり。この8年間、お弁当はこれのみ。
お味噌汁に入れるものは、玉ねぎ、キノコ類、小松菜かほうれん草と豆腐、時々冷蔵庫に余ってる野菜も投入。
スープジャーに生卵を落として熱々のお味噌汁を入れると、お昼には程よく半熟になっている。
バナナとチアシード、きなこ、黒すりごまに自家製ヨーグルトをかけて、市販の蒸し黒豆をトッピング。
あとは白米に十穀米を混ぜた中身のないおにぎり。
同じものなので、お弁当用の買い物も超簡単。
年度末で定年退職した職場の同僚には、半ば呆れつつ感心されていた。
新しい職場は体裁も気になり、こんなお弁当持っていって大丈夫かな?なんて思ったけれど、何の問題もなくひと月が経過した。
朝はまだ雪の残った暑寒別岳に、お弁当と共に向かう。
満開の桜並木を眺めつつの贅沢な通勤もそろそろ叶いそうで、片道30キロ通勤は大変な中に新たな楽しみを与えてくれている。